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このページでは、私が相談を受けてきたなかで施設へ入居したケースのエピソードをご紹介したいと思います。

ここに至るまでの経緯は本当に人それぞれであり、その後の生活も多種多様です。住まいを老人ホームへ移すことで多くの変化がありますが、今回は、その中でも「良かった」ケースについて皆さんへお話しします。

※個人情報の都合で話を一部脚色していますが、本筋に違いはありません。

 

私が実際に関わって「良かった!」と感じてもらえたエピソードを3つ紹介します

老人ホームへ住まいを移そうとする方の動機は様々です。

入居する老人ホームの種類や価格・サービス内容も様々。

色々なケースに関わってきましたが、「老人ホームに入って良かった」と感じてもらえたエピソードについてご紹介していきたいと思います。

「こんな理由・目的で入居した人がいるんだな」
「施設選びで失敗しないためにはこんなポイントに気を付ければ良いんだな」

という参考にしてくだされば幸いです。

 

 

思い切って住まいを移して安心と充実を得た男性

≪概要≫
Aさん67歳の男性。
65歳で会社を定年退職。60歳の時に妻を亡くし、以降は1人暮らし。

無気力なおじいちゃん

≪エピソード≫
最愛の人を亡くした悲しみを仕事で何とか誤魔化していたが、定年退職後は自宅での生活に不安を感じるようになったため地域包括支援センターへ来所。

子供たちも隣の県に住んではいるが、仕事や育児に忙しく、余計な心配を掛けさせたくなかった。

しかし老いと共に気力も薄れ、何をするにも体が動かなくなり、今後の生活に不安を覚えたことで老人ホームの入居を検討。
Aさんの要望は2つ。

 ◆終身まで入居できる
 趣味のゴルフを引き続きやりたい

お金にはある程度の余裕があり、市内で運営している自立でも受け入れ可能な介護付有料老人ホームへ入居することに。

選んだ老人ホームが予算オーバーだったため、預金と年金収入だけでは支払いが賄いきれず、入居する施設で抱えている弁護士が介入して自宅を売却しました。

≪入居後の生活≫
1人暮らしの時は、食事の支度も自分で行い、何気なく話が出来る人もいなかったため、不安で仕方ないと漏らしていました。

しかし今では、3食必ず出るバランスの良い食事と、よく声を掛けてくれるスタッフが24時間常駐していることが何よりの安心だそうです。

また、地元の友人や施設で新しくできた仲間とのゴルフを週1回のペースで楽しんでいるいて、他にも囲碁や麻雀にも勤しんでいるとのことでした。

 

ゴルフをする男性

センターに相談へ来る前後でAさんの表情が大きく変化した印象が残っています。

施設を探していた時は軽いうつ傾向が見受けられましたが、3ヶ月程して、Aさんがお礼を兼ねて来所して下さった際の表情はとても明るかったことを覚えています。

喪失期と言われる高齢者は何かと億劫に感じたりします。

また、誰かと繋がっていたいという社会性も求めています。

そのため、60歳代という年齢で思い切った決断したAさんは非常に良い選択をしたと思います。

これによって「安心」「人生の充実」という2つを得ることが出来ました。

お金は沢山掛かりましたが、Aさんの表情を見れば素敵な投資だったと私は思います。

(リンク)老人ホームは「最期に至る前」の安心・安全を確保できる

(リンク)老い支度のチャンスは3回訪れる

 

 

老夫婦への介護が限界になったことで入居を決意したケース

≪概要≫
・夫77歳 要介護3の認定あり 脳梗塞にて左半身麻痺
・妻74歳 要支援2の認定あり
・息子 会社員
・息子妻 パート(フルタイム)
・孫2人(ともに小学生)

夫は週4回デイサービスを利用。

夫のオムツ交換は日中は妻、夜間は息子夫婦が分担して行っていた。

妻は要支援2の認定があり、自分のことは出来る。

親の介護に疲れ果てている女性

≪エピソード≫
息子からの電話相談があり自宅へ訪問。

夫は麻痺あり、あらゆる場面で介護が必要。孫も小学生で手が掛かるため息子夫婦が疲弊していました。

夫を担当するケアマネジャーとも連携し、育児をしながら夫を介護するのは限界であろうと判断。息子夫婦や本人夫婦とも話し合った結果、老夫婦で施設へ入所することに。

たまたま近くにサービス付き高齢者向け住宅があり、そこなら要介護3の夫と要支援2の妻が一緒に生活ができる。

また、看取り実績もあるため終身まで入居可能とのことで、そこへ夫婦での入居を決めました。

≪入居後の生活≫
今は夫が週4回、妻も週2回と同じ事業所のデイサービスへ通っています。

自宅で介護していた頃に比べ、お金はかかりますが息子夫婦の負担が大幅に減りました。

他にも、夫の顔つきが良くなりました。自宅にいた頃よりもケアが行き届くようになったことが要因であると思います。

何よりも、以前はギスギスしていた家族関係でしたが、互いに余裕が生まれ笑顔を取り戻していました。

今では孫を連れて施設へ顔を出しに行っているそうです。

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自宅で介護と育児を両立することの難しさを私自身が感じたケースでした。

息子夫婦は仕事に介護に育児と、目まぐるしい毎日を送っており、相談当時は疲弊していました。

しかし、最終的にはサ高住に入居したことで、家族全員が笑顔を取り戻すことができました。

よくある話ですが、施設へ入所することで栄養をしっかり摂れること、専門のスタッフによるケアも行き届くことで、顔つきが明るくなります。

今回のケースでも自宅と施設での夫の顔つきは別人でした。

また、サ高住であれば、サービス導入を調整することで介護・健康状態が夫婦で異なっても生活することが出来ます。

今回のケースのような、要介護3の夫と要支援2の妻が施設を検討している場合、サ高住という施設は良い選択肢であると改めて実感しました。

夫婦で入居できるサ高住を探してみる>

 

 

遠方に住む母を近くの施設へ呼び寄せた娘

≪概要≫
・本人 76歳女性 介護保険の認定は受けていない
・娘  40歳代

車で4時間ほどの遠方に母が1人暮らしをしており、そろそろ独居生活も難しくなってきたのではと心配した娘から当センターへ電話相談あり。

母親を心配する娘

≪エピソード≫

遠方に住む母が頻繁に電話をしてくる。元気にしているが、周囲の友人が入院したり老人ホームに入り始めたらしく心配とのこと。

ボランティア活動を精力的に行っていた本人が、今では外出も減ってきた。

また、娘も、頻繁に掛かってくる電話の対応に疲弊してきたこともあり、母に老人ホーム入居を提案。

遺族年金の月14万円という収入で生活できる所を探した結果、娘宅の近くにあるケアハウスへ入居となる。

そのタイミングで介護保険の申請を行うと要支援1という認定を受けたため、ケアハウスで生活しながらデイサービスへ週1回通うことになりました。

≪入居後の生活≫
もともとボランティアをやっていて面倒見が良かったこともあり、ケアハウスの入居者やデイサービス利用者のお世話係のようなポジションで忙しく過ごしているそうです。

面会に行くと母のこぼす愚痴が止まらないらしいですが、以前のような活力が戻ってホっとしたと娘が言っていました。

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母としても娘が近くにいる安心感は大きいと思います。

娘としても母が近くの施設へ越してきたことで、頻繁に様子を伺うことが出来ます。

遠方だと入院した時や緊急の際の対応が大変です。そのため、思い切って自分の近くへ母を呼び寄せたのは良い選択だと思います。

ケアハウスは、元気ながら1人暮らしを心配する方にピッタリな老人ホームだと思います。

費用も低額ですので資金繰りにそこまで気を配る必要もありません。また、外出なども比較的自由にできます。夫婦部屋もあります。

1人暮らしが不安だという理由で入居している方が多く集まっていますので、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか?

自宅近くの老人ホームを探してみる>