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迷う?決められない?皆は何を基準に老人ホームを選んでいるか にある施設の絞り方を実践するなかで、いくつか候補となる老人ホームがピックアップされたと思います。

そうなれば次は見学です。これを上手く出来るかどうかで、あなたのシニアライフが大きく変化します。しっかりと備えて臨みましょう。

ただ、皆さんも仕事や家のことで忙しいと思います。

そこで、無駄な時間を省くために効率の良い見学方法についてご紹介します。

 

侮るなかれ!見学は入居後の生活を大きく左右する大切な行事です

見学へ行くと施設長や生活相談員などの役職が案内してくれるパターンが多いです。

しかし、受け身のスタンスでいるとベルトコンベアに乗せられたように次から次へと進んでいき、終わった後に何となく「良かったな(悪かったな)…」という曖昧なイメージしか残らないことが多いです。

だからこそ事前に準備をして収集すべき情報を整理してから望む必要があります。

老人ホームを選ぶなら『ソフト面』を重視すべし!

【見学必須!】老人ホームの質を見極めるポイント

ポイントを抑えたうえで見学することで短時間でも色々な情報を集めることが出来ます。

先ほども言いましたが見学は非常に大切な工程の1つです。

これに加えて以下の点にも留意していきましょう。

 

パンフレットでは把握できない情報がたくさん

職員から説明を受ける女性

なぜ見学が必要なのか。それは、資料だけでは把握できない情報がたくさん隠れているからです。

また、そういった情報というのは実際に入居してから感じる満足度に直結する内容が多いです。

介護とは心遣いです。

人に対するおもてなしの心は紙面やデータでは到底測れない部分ですので、積極的に見学しながら、施設にいる職員や入居者と触れ合い、良し悪しを判断することを皆さまへ勧めています。

では、パンフレットなどには載っていない、実際に己の目で見るからこそわかる情報には、どんなものがあるでしょうか。いくつか並べてみましょう。

【実際に見学しないとわからない情報】

◆介護・看護職員の様子(接遇、技術、男女比、笑顔、連携の良し悪し…)
◆事務所の様子(来訪者への対応、雰囲気、現場へ足を運んでいるか…)
◆建物や設備(資料と実際のギャップ、実際に使用している様子…)
◆入居者の様子(笑顔、入居者同士や職員との会話、活力…)
◆建物内の様子(整理整頓、臭い、危機回避への対策の有無…)
などなど…

ざっくりと以上の項目を挙げてみましたが、こんなにも多くの情報がパンフレットなどには載っていません。しかし、これらは入居後の生活を大きく左右するものばかりですよね?

例えば職員の様子。施設内の雰囲気は介護・看護職員の意識一つで大きく変化します。スタッフ1人1人に、おもてなしの心があれば非常に明るい雰囲気が簡単に感じ取れます。

また、事務所(相談員や施設長など)の人がフロアに足を運んでいるのかという点も施設運営の良し悪しを左右する重要な項目です。

フロアへ全く顔を出さない場合、現場と事務所が分断されており、一体となった施設運営が出来ていないケースが多いです。

反対に、事務所員がフロアで入居者とラジオ体操などをしているような施設では、現場との連携が良好な証拠です。入居者のより良い生活というものを、それぞれの立場で考え、協力していることでしょう。

その他にも、パンフレットでは豪華な造りだったのに実際目にしたら大したことなかった…。という事態も考えられます。建物や設備も、資料では隠れた情報が山ほどあります。

 

 

同じタイプの施設を3カ所見学しよう!

3つの選択肢で悩む人

資料請求してピックアップした施設のうち、同じタイプの施設を3か所見学すると良いでしょう。

例えば候補に挙がった3つが

「介護付有料老人ホーム 1か所」
「サービス付き高齢者向け住宅 2か所」

だった場合、

介護付有料老人ホームは比較対象がありません。

違うタイプの施設では料金体系やサービスの提供方法も大きく異なり比較が難しいです。

最低でも同じタイプの老人ホームを2か所。3か所あれば十分な比較検討が出来るでしょう。

また、見学だけでは判断できない場合も十分あります。

24時間365日あるなかの、ほんの数時間を切り取っただけなので、複数の施設で決めかねてしまうケースも当然考えられます。

そういった場合は積極的に体験入居も活用しましょう。

(リンク)施設ごとの違いを知ろう!

 

見学する時間帯によって雰囲気が変わる

時計

いざ見学するとしても、どの時間帯に行ったらよいか迷いますか?確かに訪問する時間によって施設内の雰囲気も大きく変わります。

例えば、施設で最もバタバタするのが食事を含む前後です。

朝食(7時30分)、昼食(12時)、夕食(17時30分)のそれぞれ前後1時間は、食事準備や食堂への誘導、食後のトイレ誘導などで入居者や職員が一気に動き出します。

それ以外の時間帯は、各入居者の好きなように過ごしています。趣味活動に励まれたり、自室で読書をしたりなど、比較的のんびりとした時間が流れます。

このように、見学するにしても時間帯による雰囲気の変化を予備知識として入れておかないと、一面的な捉え方しか出来なくなりますので、予め理解しておきましょう。

 

10時からのフロア見学がオススメ

複数の施設を見学するのであれば、同じところに何度も足を運ぶのは面倒と思う方もいらっしゃると思います。

そのため、私がオススメするのは「朝10時から昼食後の様子までを見学する」という方法です。

この方法であれば、朝食を終え、のんびりとした時間帯(10時頃)と、その後の昼食準備でバタバタした時間帯の両方を1回で見ることが出来ます。

見学をする際にはフロア見学の前に事務所などで相談員による説明がありますので、9時頃に施設を訪れることになるでしょう。

また、時間に余裕がある方は1回とは言わず複数回見てください。朝・昼・夕と見ることで、1日の様子を感じられますし、施設の素顔を垣間見ることが出来るでしょう

(リンク)契約は最終確認の場