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新設された老人ホームでは、他には無い新しいサービスや取り組みなどが施されていることもあり、入居先を検討している側からすると選択肢が多くて非常に頭を悩ませます。

最近では有料老人ホームやサ高住が各所で次々と開設されています。また、自治体の福祉計画によって特別養護老人ホームも数百床単位でオープンしています。

しかし、入居する立場として、やはり心配なのが「質」だと思います。

「新しい施設=スタッフも成熟していない」というイメージがあるため、何となく避けてしまう方もいらっしゃるでしょう。

 

新規オープンの老人ホームは選択肢に入れるべきか?そのポイントをご紹介します

ただ、新しい施設も数年後には質の高い人気ある施設に成長していることも考えられます。

安易に選択肢から外してしまうのは勿体ないというのが個人的な意見です。

そのため、今回は新しい老人ホームの中身や選択肢に入れる判断基準についてご説明していきます。

老人ホームの料金と質は比例するのか?

 

新しい施設のメリット・デメリット

 

メリット デメリット
◆新居のような空間で快適に過ごせる
◆まだ入居者も少ない為、1人1人へ細かいケアを提供できる
◆経験の浅いスタッフが多い
◆緊急時のケアに不安がある

メリットとしては、誰も使用していない居室で生活が出来ることや、設備が綺麗な状態であるため気持ちよく使用できるという面があります。

また、新しい施設は空床が多く、入居者が埋まっていないため、職員が1人1人に対して細かく時間を割いてケア出来ます。しかし、これらは時間の経過と共に無くなるでしょう。

デメリットとしては、スタッフの多くが未経験者であるため、質が担保されない点です。

そのため、業務を回すことで手一杯になったり、緊急時のケアで、もたついて時間が余計に掛ってしまうという心配もあります。

しかし、先ほどのメリットと同様、スタッフの経験の浅さについても時間の経過と共に解決されます。

老人ホームを選ぶなら『ソフト面』を重視すべし!

 

企業ですでに複数の施設を経営しているか?

新しい老人ホームと言っても2つのパターンがあります。

◆すでに他の老人ホームを経営している企業が新設する
◆企業として初めての開設する老人ホーム

検討されている老人ホームが、どちらのパターンに当てはまるかによって経営・サービスの質に大きな影響があります。

 

他施設を経営している場合 企業として初めての場合
◆他の施設で培った経営や介護などのノウハウを適応できる
◆その結果、安定した経営に運びやすい
◆既存の施設からスタッフを送るため、「素人集団」にはなりにくい
◆手探りの施設経営となる
◆職員のレベル・質が担保できない(素人集団になるリスク有)

企業にとって第1号の施設ならば、安定した経営や介護を提供するまでに数年は掛りますので、こういった老人ホームは選択肢から外して良いです。

多額の入居金や利用料を支払うにはリスクが大きすぎますので…。

老人ホームの料金と質は比例するのか?

 

開設から半年以上なら候補に入れてOK

新しい施設も検討しているのであれば、既存施設を抱えた所にしましょう。ただ、開設と同時に入居するのは得策とは言えません。

なぜなら、施設のレベルやサービスの質・中身が全く掴めないからです。

いくら他で積み上げたノウハウや、経験豊かな職員が異動してきたとしても、やはり新しい環境では実践方法に違いが生じます。

職員も手探り状態ですので、そこにあなたが入居したとしても、安らぎある生活を送ることは難しいです。

選択肢に入れるのであれば開設から半年以上経過している所にしましょう。それだけ経過すれば、職員も安定したケアを構築できます。

新設された老人ホームに喜ぶ老人たち

また、満床とはいかないものの、ある程度居室が埋まり、実際に職員が入居者に対して、どのようなケアを提供しているのか垣間見ることが出来ます。

「せっかく気になる施設があったのに、半年も待ってたら満床にならないか?」と心配される方もいますが、特養など人気の髙い施設でなければ短い期間で埋まることは無いです。

そこまで入居者が一気に集まらないという理由もありますが、施設側としても、短い期間で何十名も受け入れてしまうと、スタッフの対応が追い付かなくなります。

業務量のバランスをみて少しずつ受け入れていますので、1年以内に「入居待ち状態」とはなりません。

新しい老人ホームで候補に入れるのであれば『既存施設を持つ企業』で、かつ『開設から半年以上』にしましょう。

この条件をクリアしているのであれば、積極的に見学に行きましょう。何より、まだ新しく綺麗ですので実際に見ると感動すると思いますよ。

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