Pocket

『老健から退去するように言われてる、、、どうしよう』
『特養に入るのって難しいし、、、次の施設をどうやって探せば良いだろう』
『老健から老健に移ることって出来るの?』

老健は3~6か月すると退去を促されてしまいます。

そのため一定期間が過ぎると在宅に戻るか、それが難しい場合は別の老人ホームを見つける必要があります。

家族

特養だって待機者が多すぎて入れないし、老健から老健に移るのも難しいって言われたし。どうしたら良いんだろう。

ご存知の通り、人気の高い特養は入るまでが難しく、たくさん申し込んだからといってすぐ入居できるわけではありません。

また、老健から次の老健に移ることも現状難しい地域もあります。

管理人

今回は老健から特養への入居を考えている方に向けて、少しでも良い結果へと導くヒントをお伝え出来たらと思います

この記事でわかること
◆老健から退去して施設を転々としなくて済む方法
◆特養になるべく早く入れる方法
◆そもそも老健を利用する人はどんな人たちか?

では1つずつご紹介していきます。

 介護老人保健施設と特別養護老人ホームの違い

まず初めに老健と特養の違いについてご紹介します。

介護老人保健施設 在宅復帰を目指してリハビリをする利用期間が限定されたの施設
特別養護老人ホーム 重介護の人でも終身で安心して生活できる施設

両者にはザックリとこのような違いがあります。

またそれ以外にも、、、

項目 介護老人保健施設 特別養護老人ホーム
運営法人 医療法人が多い 社会福祉法人が多い
利用期間 原則3か月~6か月 終身利用が可能
入居可能な介護度 要介護1~5 要介護3~5
月額の利用料 12万円~21万円 10万円~16万円
入居一時金 無し 無し
看護師 夜間もいる施設が多い 日中のみ
リハビリ職 理学療法士・作業療法士がいる リハビリ職はいないことが多い
医師 常勤で1名配置 非常勤が多い
居室 2人・4人部屋・個室 2人・4人・個室
入居の難しさ 入退去が多く簡単に入れる 待機者が100名を超える

老健のほうが医療体制が手厚く、リハビリも充実しています。また、入退去の回転が早いため入りたいタイミングで入居しやすいのも特徴です。

その反面、特養は医療・リハビリ体制が弱く、待機者も多いのでなかなか入れません。

しかし費用が安く、収入によって減額される制度を上手く活用すれば年金内で入れることが可能なため非常に人気が高いです。

介護老人保健施設(老健)とは?その特徴をご紹介

特別養護老人ホームとは?特徴と概要をご紹介

施設の細かい概要については上にリンクを貼りましたので、よかったらご参考にしてください。

老健を利用する人たちの動機・理由はさまざま

家族

本来は在宅に戻るための老健なのに、特養の待機として入って大丈夫なんだろうか?

前述のとおりリハビリを頑張って自宅に戻れるような状態にすることが老健の本来の目的です。

管理人

ですが実際に老健を利用する人たちが利用した動機・理由はさまざまです

「強化型老健」「超強化型老健」と言われるところでは、高い在宅復帰率を維持するために徹底したリハビリを提供しています。

また、利用する本人や家族もそれを望んでいるので、特養の待機として利用する人はほとんどいないでしょう。

しかし、強化型でない老健の場合はその理由がマチマチで、、、

老健を使う人の理由
◆在宅に戻るつもりはないけどリハビリが充実しているから
◆特養に入りたいけど声が掛からないから一旦の受け入れ先として
◆有料老人ホームなどと比べて費用が安かったから

など、本来の目的とは離れた人たちが非常に多いです。

管理人

老健によっては9割以上が青枠のような人たちが集まっています

強化型や超強化型でない限り、必ずしもみんなが在宅復帰を目指しているわけではありません。

実際の調査でも在宅復帰率が30%未満の老健は、全体の約7割以上になっていることが明らかになっています。

老健から老健に移ることはできるのか?

家族

老健を退去して別の老健に移ることは出来ないって相談員に言われたんだけど、、、本当なの?

もし老健から老健に移ることが可能であれば、次の施設探しにそこまで苦慮しないでしょう。

しかし、地域によっては老健から老健に移ることをしない(させない)ところがあります。

管理人

これは国の方からも同様の回答がありました

参議院会議にて老健渡りの実情について説いた議員からの返答として「この実情は好ましくない」と、国から回答が。

これを受けた施設側も、老健→老健をなるべく避けるよう、家族からの問い合わせなどに「老健渡りは出来ません」と回答するようになってきました。

管理人

しかし法や条文などで明確に記されているわけではなく、あくまで施設での取り決め・ルールによる運用となっているのが現状です

老健から老健に移ることに対して明確な条文・法の整備はありません。国もあくまで「好ましくない」との判断をしただけです。

そのため、実際に老健から老健に移っている人たちはたくさんいます。

ただ、これは地域によりますのでダメなところは徹底的にNOです。施設の方針なので老健→老健の人は受け入れないと言われたら、諦めるしかありません。

老健から特養へ入居するのも難しい

特別養護老人ホームに入りたい。そのために声が掛かるまで老健で過ごそうと考えている人、実際にそうしている人がたくさんいます。

しかし、特養や待機者が100名を超える大人気の施設です。3~5か所ほど申し込んだとしても声が掛かるのはだいぶ先になるでしょう。

管理人

結局、声が掛からず老健で最期を迎えた人もいますし、諦めて別の老人ホームに入居する人もいます

特養の待機者も地域によりますが基本的には声が掛からないと思って良いでしょう。

老健から次の移り先が見つからない!そんな時でも諦めずに試してほしい2つのこと

家族

老健から老健も難しそう。特養に入るなんてもっと難しそう。

リハビリも充実していて医療体制も手厚い。けど安いので人気のある老健ですが、それでも次の住まいを探すのに手間がかかってしまうのがデメリットです。

管理人

ですが、まずは2つの方法を試してください。そうすれば施設を転々とするリスクを避けられるかも知れません

老健を転々としないための出来ること
【方法①】いつまでも入居可能な老健を探してみる
【方法②】特養に可能な限り申し込みをする

ベストは特養に入居することですが、反対に避けなければいけないのは老人ホームを転々としてしまうことです。

管理人

これは施設を探す家族だけでなくご本人にも辛いことです

そのため、まずは長く生活できる本拠地のようなところを見つけるようにしましょう。

①特養の入居待ちとして長く受け入れてくれる老健を探す

基本的には老健→老健はできません。しかし試してみる価値はあります。

管理人

老健へ問い合わせていきながら特養の待機として入居できるか打診していきます

これは老健→老健をするとき私も実際に行っているのですが、問い合わせのときに特養に入れるまでの期間過ごすことは可能か打診しています。

前述のとおり在宅復帰率が30%未満の老健が約7割もあります。そのため意外にもOKしてくれる老健が見つかることも。

管理人

今いる老健の相談員は「そんなことは出来ません」と言うかも知れませんが、別の老健に問い合わせてみると案外OKすることもあるので是非試してください

特養から声が掛かるまでの入居が約束されればご家族としても一安心でしょう。

相談員に無理と言われたからといって諦めないで下さい。まずは自分で問い合わせてみると良いでしょう。

②特養に可能な限り申し込む

これは特養になるべく早く入るための方法の1つです。シンプルながら絶大な効果を発揮します。

特養に早く入れる方法はあるのか?優先度別に6つを紹介

詳しい方法は上のリンクをご参照いただければと思いますが、申し込みの数を増やすことは誰にでも出来て、かなりの効果が期待できます。

管理人

可能であれば20~30カ所は申し込みをしましょう

地域によっては特養の数がそこまで無いかも知れません。ただ、他の市区町村なども遠慮せず申し込みをして数を稼いでいきましょう。

※入居後もこまめに面会やサポートをしたいとお考えであれば別です。入居のペースを早めるか、多少遅くなっても近いところで過ごしてほしいかの判断はお任せします。

それ以外にも入居のタイミングを早める方法として、、、

特養の入居を早める方法
①費用が安くなる制度を利用してユニット型特養も視野に入れる
②新規オープンの特養を狙う
③介護度や世帯状況が変わったら逐一報告する

老健にいる方であれば、このような策があります。少しでも早いタイミングで入居するため、もうひと頑張り。あと少しですよ。

それでも老健から退去を迫られているなら別の老人ホームを

家族

次の施設が見つからない、、、どうしたら良いんだろう、、、

老健→老健ができなかったり特養からは相変わらず声が掛からない。でも退去のときは刻一刻とせまってる。

そんなときは特養・老健以外の老人ホームを探してみましょう。

老人ホームを検索できるサイトであれば地域や価格・サービスを見ながら候補を探すことができます。

◆介護付き有料老人ホーム
◆住宅型有料老人ホーム
◆サービス付き高齢者向け住宅
◆グループホーム

色んな老人ホームが各地にあります。こういった老人ホームであれば老健のように入居の期間が決まっていないので、特養から声が掛かるまで落ち着いて過ごすことができるでしょう。

管理人

老健より費用が高くなってしまいますが、腰を据えて過ごせる環境が整えられることは家族・ご本人にとって非常に大切なことです

特養から声が掛かるまでどれくらい入居するかはわかりませんので、費用面でシミュレーションをしておきましょう。

民間の老人ホームは数がかなり増えているので、入るところが無くて困った、、、なんてことは起こりません。

ご自分たちの希望に沿った施設を是非見つけてください。

老健・特養以外の老人ホームを探してみる